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パナソニック レッツノート(Let's note)2008夏モデルを発売!フラッシュメモリドライブモデルも新登場。

-パナソニックはモバイルノートPC「Let’snote」の2008年夏モデルとして、HDD容量をアップするなど基本性能が向上した「Y7」「W7」「T7」「R7」の各シリーズを発表。5月17日より発売-

レッツノート2008年夏モデルは、各シリーズ共HDDの容量をこれまでの80GBから120GBにアップし(WEB限定のハイスペックモデルは160GBから250GBにアップ)、またTシリーズ、Wシリーズはバッテリー駆動時間も1時間アップさせて、データの大容量化、及び長時間化するモバイル利用に応えた仕様となっている。OSは各シリーズとも、Windows Vista Business SP1を搭載しているが、XP搭載モデルを希望するユーザーが多いことも考慮して、Windows XP Professionalへのダウングレード用DVDを同梱している。

また、今回プレミアムエディションに12.1インチモニターのW7シリーズが新発売。加えて、R7シリーズに32GBフラッシュメモリドライブを搭載した新モデルも発売されている。


■レッツノート W7プレミアムエディション -製品レビュー

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レッツノート W7プレミアムエディション

  • モニター:12.1型(XGA)
  • OS:Windows Vista Business with SP1正規版(XPダウングレードDVD付属)
  • CPU:インテル Core2 Duo プロセッサー 超低電圧版 U7700 (1.33GHz)
  • メモリ:1GB(最大2GB)/intel Turbo Memory搭載
  • HDD:320GB
  • ドライブ:スーパーマルチ
  • 重量:約1.255Kg
  • 保証:3年間

レッツノートW7プレミアム

ユーザー要望に応えて、W7シリーズのプレミアムエディションが登場!

これまでプレミアムエディションとしては、R7シリーズが発売されていましたが、2008年夏モデルでは12.1型モニター搭載のW7シリーズがついに発売されました。

これまでの10.4型では画面が小さいので購入しようか決めかねていたユーザーの要望に応える形で、モバイルでも自宅用としても両方で使いやすい12.1型モデルとして用途が広がります。

  • HDDは320GB、5400回転/分の高速2.5型モデル搭載
  • メモリはIntel Turbo Memoryを採用

プレミアムエディションはHDDやメモリーなどのスペックを強化したモデルで、一番の特徴は通常のレッツノートにはない黒の筐体です。小さいモバイルの筐体でありなが、HDDは320GB、5400回転/分の高速2.5型モデルを装備するとともに、メモリには、よく使用するメモリー負荷の高いアプリケーションをロードするときに最大 2 倍高いパフォーマンスを発揮するIntel Turbo Memoryを採用している点は、モバイルPCであっても家庭やオフィスで使用する時でも快適に動作するとが考慮されています。

標準でメモリが1GBしかつまれていない点はちょっと不満であるが、購入する時はメモリを2GBにカスタマイズして購入した方が後々いいでしょう。Intel Turbo Memoryを採用した点では2GBでなくともある程度快適に動作するのでしょうが、2GBをつんでいれば更に快適に使用できるので安心です。


プロフェッショナルな感覚を与えるツヤを抑えたマットな黒の筐体

レッツノートのシルバーの筐体は、個人的に若干チープな印象があったレッツノートですが、プレミアムエディションの黒の筐体は重量感があり、

  • 高級な感覚とプロフェッショナルが使うノートパソコン
という印象を感じます。プレミアムエディションは、通常のレッツノートよりもHDD、メモリーが強化されている点もそうですが、ツヤを抑えた黒の筐体は一昔前のノートパソコンっぽいクラシックさを感じさせ、プロユースな感じとさわり心地が特別な感じを与えます。一昔前はほとんどのノートパソコンが黒の筐体でしたが、カラーバリエーションの増えた現在では、逆に黒のツヤ消し筐体は新鮮さ(特にレッツノートは)を感じさせますね。

天板にはツヤ有りの黒もありますが、断然ツヤなしの天板にすることをおすすめします。まあ個人的な意見になりますが、絶対ツヤなしの天板がおすすめです。


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強化されたタフ性能、76cm動作落下、キーボード全面防滴、100kg加圧振動

昨年の冬モデルから強化された筐体のタフ性能は、2008年夏モデルでも引き続き採用されています。

持ち運び用途に適した軽さ、大きさ、バッテリー駆動時間を更にモバイル用途として最適なものとするタフ性能はモバイルパソコンとして完成したものになっています。

キーボード全面防滴の実際に水をたらす実験を撮影してきました。(写真左)

  • キーボードに流した水は、そのまま筐体の裏側にある穴から流れ落ちます。
水が流れる道筋があって、筐体の中には水が流れないようになっています。

お茶やコーヒーなどをキーボードにこぼしてしまうケースが多い為、キーボードを全面防滴にしたそうです。

但し、水であればこぼしても蒸発すれば問題ないですが、コーヒーや、お茶の場合は、水分が蒸発しても不純物がキーボードの奥に残ってしまう為、その場合は、一応修理に出した方がいいそうです。


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