-2012年8月に発売されたThinkPadのウルトラブック、「ThinkPad X1 Carbon」をレノボさんからお借りし、使用してみました。-
家で使っても、持ち運んで使っても非常に使い易く、ハイスペック性、モニターサイズ、軽さ、薄さ、強度などトータルで非常に完成されたウルトラブックの中でも完成度の高いノートブックです。
「Lenovo ThinkPad X1 Carbon」
使用した感じはとにかく使い易い。モニターが14インチ、解像度も1400×900と画面が大きく使える為、グラフィックなどの制作作業でも十分使用できる大きさです。加えて重さも1.36kgと持ち運んで外で使うにも最適な重さとなっています。現在私が使っているノートは13.3インチ(解像度1280×800)で、この大きさだとグラフィックやWEB制作などに使うには少し小さく感じてしまいますが、14インチ、解像度1400×900であればある程度のグラフィック制作やWEB制作などにも十分対応できる大きさです。Core i7-366UのCPU、重量1.36kgの携帯性などトータルで考えるとどんなシチュエーションでも満足のいくPC環境を実現していると感じました。現在j発売されているウルトラブックは13.3インチのモニターが多く、ウルトラブックが搭載するハイスペック性を考慮すれば14インチの大きさがあると多様なシチュエーションでの利用が可能となる為、ThinkPad X1 Carbonは完成されたウルトラブックと言えるかもしれません。
ノートパソコンにとってキーボードの打ち易さは非常に気になる点です。しかし14インチというサイズからキーピッチも非常に広く、非常に快適なキータッチが可能となっています。またThinkPad特有のポイントスティックはThinkPadを使う人には外せない機能で、キーボードから手を離すことなく、カーソル移動が出来る点は更に使いやすさを感じさせます。
キーボードにはバックライトがついており、暗い場所でもキーボードが非常に見やすく使う側に立って細かい配慮がなされいます。
本体は非常に薄く、軽さだけでなくバッグの中に入れて持ち歩くにも非常に便利です。薄い筐体ですが、カーボン素材を天板に使用して強度を高めている為か、実際に触った感じもしっかりとした筐体の強度を感じさせます。通勤や旅行などで持ち運んでも壊れることが気にならずに持っていけるんじゃないでしょうか。
お借りした機種にはオプションの付属品も付いてきました。左写真の上がLANケーブルへの変換アダプター、下はVGA 変換アダプターです。薄い筐体の為、インターフェースのポートが限られる為、変換アダプターも充実しているようです。仕事でプロジェクターを使う時や、旅先で無線LANがない環境にも対応できるなど、多様な環境に対応が可能となっている点は使用する側に立った設計がなされていてうれしいですね。