ウイルスバスター2008は、ウイルスバスター2007に比べ、メモリ消費量50%減と改善されたということです。イントールしてまずパソコンを起動してみると、かなり起動時間が早い立ち上がりで、以前何種類かのウイルスソフトを使っていたが体感的には一番早い感じを受けます。以前からウイルスバスターは重いという評価があったことから、負荷を下げる為の改善がかなりされていると思われます。
次にウイルススキャンを実行。スキャン時間はちょっと長いかな?スキャン完了までに3時間程かかりました。作業中のスキャンはやめて寝る前にかけるのが良いかも。
ウイルススキャンを実行しながら他の作業を行うにはちょっと重さを感じます。スキャンしながらDreamweaver CS、Exleを立ち上げて作業していたのですが、時々重さを感じます。また、作業中に他のソフトを立ち上げようとすると数秒間固まってしまい、複数のソフトを立ち上げて作業するにはちょっといらっとする感じです。Photo shop Elements2.0も単独で立ち上げてみましたが、さすがに画像処理ソフトは重い。ウイルススキャン中に負荷の高いソフトの使用はダメですね。しかし、他のウイルスソフトと比べても同程度な感じなので、
この点は許容範囲でしょう。
インストールしたパソコンのスペックはPentium M 1.70GHz、メモリ1.0GB、HDD 60GB、OSはWindows XP Professional SP2。
ウイルスバスター2008の新機能「Webレピュテーション技術」は、ユーザーがあるサイトへアクセスする前に、いったんトレンドマイクロのサーバに問い合わせて安全性を照合するというもので、接続先のサイトに不正なコードやプログラムが含まれていないかどうか、ドメイン情報に不審な点がないか、リンクするサイトとの関係を分析して、サイトの評価を行ってチェックしています。サーバに認識されていないサイトは、最初のユーザーが閲覧した後に最短30分ほどでサイト評価を終えてサーバーに登録されるとのことです。
サーバーへ問合せるということなので、若干WEBサイトの表示が遅くなるのかと思ったのですが、全くタイムラグがなく、普通にネットサーフィンできるので、全く違和感を感じさせません。企業レベルの技術を個人向け製品に採用しているとのことなので、安全にネットサーフィンには最適なソフトではないでしょうか。
ウイルスソフトへの対応など詳細な性能は分かりませんが、使用感は非常に良く感じます。ウイルススキャン中の重さはちょっと不満ですが、おすすめのソフトだと思います。