液晶モニタには大きく分けてSTN方式やDSTN方式などの単純マトリクス方式と、TFTなどのアクティブマトリクス方式があります。アクティブマトリク ス方式は残像が少なく、視野角も広く、コントラストが高く、反応速度が速いことから、コンピュータのディスプレイなどに広く使われています。単純マトリク ス方式はTFT方式より性能は劣るが、コストが低いため、DSTN方式などは低価格のノートパソコンや、携帯電話の表示部分などで利用されています。
モニタにはXGA、SXGA、UXGA等の種類があり、各々解像度が異なります。
XGAは横1024×縦768ピクセル、SXGAは横1280×縦1024ピクセル、UXGAは横1600×縦1200ピクセルの解像度となっています。
デザイン等の作業をする方や画面を広く使いたい方には高解像度のSXGAやUXGAをお勧めしますが、ノートパソコンの場合などはA4サイズのモニタでは画面が広く使える分アイコンなどが小さく表示される為、ちょっと見づらいです。
種類 | 解像度 | 縦横比 |
---|---|---|
XGA | 横1024×縦768ピクセル | 4:3 |
SXGA (Super-XGA) | 横1280×縦1024ピクセル | 5:4 |
SXGA+ | 横1400×縦1050ピクセル | 4:3 |
UXGA (Ultra-XGA) | 横1600×縦1200ピクセル | 4:3 |
WXGA | 横1280×縦768ピクセル | 5:3 |
WXGA+ | 横1440×縦900ピクセル | 16:10 |
WSXGA+ | 横1600×縦1200ピクセル | 16:10 |
WUXGA | 横1920×縦1200ピクセル | 16:10 |
東芝が開発した光沢液晶(画面の光沢感を強調した液晶)ディスプレイパネルの名称。
開発元によって名称が異なり、日立製作所のラスタービュー、ソニーのクリアブラック、富士通のスーパーファイン、NECのシャインビューなどがあり、呼び名は異なるがいずれも基本的な原理に変わりはない。
アンチグレア処理を施した高輝度、高コントラスト、高視野角な液晶ディスプレイ。
開発元によって名称が異なり、日立製作所のラスタービュー、ソニーのクリアブラック、富士通のスーパーファイン、NECのシャインビューなどがあり、呼び名は異なるがいずれも基本的な原理に変わりはない。
ノートパソコンにペン入力や縦横に回転可能なディスプレイなどタブレットPC仕様の製品のこと。